空白の果て
空白の果てに、亀岡商工会館
出展作家:八太 栄里 / 松本 さやか / マツオカ ヒロタカ
2021年11月20日~23日 11:00~18:00
亀岡商工会館という建物は、確かに存在はしているのに、役割を与えられることなく空白のままにゆっくりと果てていく。そんな儚い建物の在り様を私は美しいと思う。そして同時に畏怖の念を抱く。
空白の痕跡
空白のままに終わっていく亀岡商工会館 写真作品を通してその痕跡を見つめる
2020年10月31日〜11月8日 開催
出展者 : 小川 美陽 / yuri / マツオカ ヒロタカ / iyoha / 西谷 治香 / 紅たえこ / 森下和真
会場である「亀岡商工会館」は現在ほとんど使われることなく、保津川の水辺に佇んでいる。その様相は、廃墟のように見間違えるかもしれないが、現在でも利用されている。周辺には、2020年春に完成のサンガスタジアム by KYOCERA(京都府立京都スタジアム)や河川改修工事が迫ってきている。
この建物は廃れ、空白のままに終わっていく過程にある。建物とその周辺の変容を辿ってみると、その痕跡から何か忘れてはいけないものがあるように感じる。