「空白の痕跡」を終えて

企画展「空白の痕跡」が終わり、1ヶ月以上が経ちました。
主催としては、準備も含め約1年半がかりでしたが、スタートするとあっという間に過ぎ去って行きました。

本展は、写真作品を通じて、亀岡商工会館という「空白のままに終わっていく その痕跡を見つめること」を目的として開催されました。
10月31日から11月8日までの6日間で約400人の方に来場いただき、実際の建物やその周辺を感じていただくことにより、痕跡を辿りつつ、その場と絡み合う作品を堪能いただけたのではないかと思います。
色々な方が会場にいらして感想をいただきましたが、どの方も同じ物事を見ているのに全く違うことを話しているようでした。あの場での作品展は、多面的なものになりました。
展示をとおして、課題や改善点を見つけた作家も多いと思います。それに通常のギャラリーではないので、完璧に思いどおりにはならなかった作家もいるかと思います。
でも、思いどおりにならなかったことも途中で投げ出さずに、最後までやり切りました。
そういう意味でも、各作家が今後作品を発表していく中で、意義ある展示になったのではないかと感じております。

展示の最終日には、紅たえこが音頭を取り、川辺で焚き火を行いました。
火を見つめるときの、安堵感と高揚感が心地よく素晴らしい最後でした。

本展の次回予定などはないですが、引き続き建物で動きがあれば、お知らせさせていただきます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。

主催:マツオカ ヒロタカ

京都新聞 掲載記事